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80年代後半のバブル期の象徴だったデイトジャストの16200番台はいまおいくら?

デイトジャストの第5世代にあたる16200番台は、3000系ムーヴメントの弱点をすべて改善されたCal.3135が搭載されて、前回取り上げた16000番台と入れ替わるかたちで1988年に登場した。それはまさに日本経済がバブル景気に突入した、そんなタイミングだったのである。

記憶が確かなら、当時はメルセデスベンツ、ルイ・ヴィトン、そしてロレックスが、手の届く高級ブランドと称されて人気を博していた時代。そのため著名人やプロスポーツ選手が、派手なスーツにサングラス、そしてルイ・ヴィトンのセカンドバックに手首にはロレックス。

しかもそれは金無垢かコンビのデイトジャストというスタイルが、なぜかカッコいいと思われていた時代だった。いまでは想像もつかないだろうが、こう聞いて「懐かしい」と思われる御仁も少なくはないのではないか。何を隠そうかくいう筆者もバブル世代のため当時コンビのデイトジャストを購入したひとりなのである。

Rolexロレックスコピー オイスターパーペチュアル デイトジャスト 16200メンズ ホワイト

タイプ 新品 メンズ
型番 16200
機械 自動巻き
材質名 ステンレス
文字盤色 ホワイト
文字盤特徴 ホリコンピューター
アラビア
ケースサイズ 36.0mm
ブレス内径
【測り方】 約19.0cm
機能 デイト表示
付属品 内 外箱
ギャランティー

当時の状況についてロレックスの卸をしている会社から後になって聞いた話だが、この16200番台のコンビのデイトジャストは、バブル期の日本市場において一時的に商品が品薄になったといわれるほどバカ売れしたようだ。しかも当時の人気はいまと違ってベゼルだけ18金ホワイトゴールドのRef.16234ではなく、明らかに金とわかる18金イエローゴールドとのコンビが圧倒的だったらしい。

そんな16200番台だが、前回紹介したデイトジャストの第4世代、16000番台とどこが違うのか、それについて簡単におさらいしておきたい。

冒頭にも触れたように、最大の違いは3000系の自動巻きムーヴメント、Cal.3035からその進化版である3100系キャリバーの3135に変更された点である。もちろん弱点だったカレンダーの早送り機構や手巻きでゼンマイを巻くためのスライディング中間車の中心軸の減りも改善された。

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